2018年04月15日
お葬式が済んで既にお墓がある場合に納骨を行うのは大抵は四十九日法要の時に行われます。その四十九日法要で読経が行われると皆でお墓へ行き、そのときにお墓に骨が埋葬されます。しかしこのときは全国一律ではなくて地域ごとに対応が異なります。
ある地域では骨壺ごとお墓に埋葬するし、別の地域では骨だけを取り出して埋葬しています。関西地域などは後者のやり方で行われてる場合が多くなっています。また骨壺ごと埋葬する場合は誰の骨か判別できるように名前を壺に記入しておくこともあります。
そのためどちらのやり方が合法的で片方のやり方がけしからんというわけではありません。ただ問題は古くから存在するお墓だと先祖代々の方が何人もお墓に入ってるので、いずれ墓の中が満杯になってしまうことです。そのときになった場合は、拡大解釈をしてやむを得ず対応しなければならなくなります。
これには抵抗感ある人も少なからず存在しますが、お墓を増設買い増しすることなどは墓石購入費ならびに維持費用で後継世代に金銭的負担が増してしまう懸念があります。そのため壺と壺を統合化して骨をまとめてしまい、若干のスペースをねん出することでやりくりする事例が増えてきています。